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キューサイ副社長に「Saiby」の聞きにくい質問をぶつけてきました


「ほっとSaiby」の商品説明会に行ってきました

キューサイの食べるスムージーSaibyの新商品「ほっとSaiby」の商品説明会に行ってきました。

冬になると寒いから冷たいスムージーを食べるのはちょっと・・・という方のために温かくして食べられる商品を開発したそうです。

実を言うと、冷たい用の「食べるスムージーSaiby」も温めて食べることはできるのですが、冷たい状態と比べるとやや味が落ちるので正直、おすすめできないのです。

今回の「ほっとSaiby」は完全に温める専用に作られていて、しかも体を温める食材の生姜や唐辛子などが入っています。色は5色で赤、白、黒、黄色、紫です。

食べてみたのですが、赤は唐辛子がけっこう効いていてノドが少しヒリヒリしました。他の色もけっこう生姜が効いていて体がポカポカします。

キューサイ副社長に「Saiby」の聞きにくい質問をぶつけてきました

「ほっとSaiby」の商品説明会にはキューサイの副社長さんが来ていたので思い切って聞きにくい質問をぶつけてきました。

(1)Saibyって本当に世間から望まれてる商品なんですか?

「あの、怒らないで聞いてくださいね」と念押ししてから、商品の存在を根底からひっくり返すような質問をしちゃいました。

どういうことか?

このSaibyという商品の立ち位置(ポジショニング)って正直、微妙です。今までのどこにもないマーケットを新しく作ろうとしているからです。

グリーンスムージー代わりになる?

流行りのグリーンスムージーだったらダイエット目的で朝食に置き換えダイエットで飲んでいる人がたくさんいます。

でもSaibyは量も90gと少なく、食物繊維が入っているとはいえ、とても腹持ちがいいとは言えません。簡単にお腹が空いてしまうとダイエットが続きません。

つまりSaibyは体にはいいけど、ダイエット目的の人にはあまり興味を惹く商品とは言えません。

野菜スープ代わりになる?

では野菜スープ代わりになるのか?というと、それも微妙です。野菜本来の味をそのまま食べられるのはいいのですが、スープと呼ぶにはドロドロしすぎています。

手軽に野菜不足を補う目的で野菜スープを飲みたい人はやっぱり市販の野菜スープ、もしくは自分で作った野菜スープの方が味も食べ慣れて美味しいし、スープの量が多いので腹も満たせます。

そういう意味ではSaibyって野菜スープの代わりにするにはちょっと・・・という感じです。

デザート代わりになる?

ではデザート代わりになるのか?たしかに凍った状態で食べればアイスクリームみたいな感覚で食べられないこともありません。

しかしデザートを食べるならアイスクリームの方がいいですよね。Saibyは1パックあたり定期購入で注文しても250円くらいはします。これってハーゲンダッツ並みです。

同じ値段なら私だったら迷わずハーゲンダッツを選びます。そういう意味ではSaibyをデザート代わりというのはちょっと無理があります。

酵素ドリンク代わりになる?

美容目的ならどうか?これは一番可能性があります。美容のために普段から野菜を多めに摂取している女性はたくさんいます。

でもたくさんの種類の野菜を毎日摂るのはけっこう大変です。野菜を丸絞りしたものをそのまま新鮮な状態で手軽に食べられるなら1個250円の価格は自分への投資みたいなものです。

しかもSaibyの場合、マイクロ粉砕製法により細かい刃で細かくカットするので細胞壁をしっかり砕いて、普通に食べるよりも体内への吸収率がよかったりします。

ただし酵素はほとんど入っていません。今は酵素ドリンクが流行ってますが、酵素って48℃以上熱すると失活してしまうといいます。

Saibyは真空パックした後に加熱するので酵素はほとんど入っていません。つまり野菜丸ごとだから野菜に含まれる新鮮な酵素があるかというと、そうでもないわけです。そういう意味では酵素好きな方にはちょっと・・・となるかもしれません。

自然食品代わりになる?

あとは自然食品好きの方にもいいでしょう。オーガニックにこだわる方や、マクロビオティックをやっている方なら皮ごと丸絞りした野菜に興味惹かれるでしょう。

ただし、そういう方は自分で料理する方が多いので、あえてSaibyを買うかというと、正直どうだろう?と思います。

まあ、忙しくて料理しているヒマがない、という方にはとっても重宝すると思いますが。

副社長さんの言葉にハッとする

だから結局、Saibyって、一部の方を除くと世間の大多数の方々には求められてない商品なのでは?と思ってしまったのです。

副社長さんはこちらの意図をしっかり受け止めてから情熱的にいろいろ語ってくれました。その中でハッとしたことがあります。

そう、キューサイといえば青汁。まだ青汁を飲む習慣なんてなかった頃から「まずい!もう一杯!」のCMで青汁を世間に広めてきた実績がある会社です

当時も青汁という商品のマーケットなどありませんでした。それが今では各社が次々に青汁商品を出しており、私たちも青汁を飲むことにそれほど抵抗がなくなっています。

つまりSaibyも今はまだ需要が少なくても、やがては似たような商品がいっぱい出てくるほど市場が成熟してくるというわけです。

つまり今はまだ需要が少なくてもやがては世間からもっと求められる商品になる可能性は十分にあるわけです。一応納得はできました。

そこで第二の質問をぶつけてみました

(2)野菜に対するこだわりを押し付けていることにはなりませんか?

正直言うと、自分の中でも上手く考えがまとまらない状態でした質問でした。

私の言わんとするところは、なんというか、野菜本来の味をそのまま味わえるのはいいが、私だったら多少添加物が入っていたり、加工してあってもいいからもっと味の美味しいスープで食べたいなぁと思ったからです。

青汁だって青くさくてまずかったのは昔の話で、今では美味しくてフルーティーで飲みやすい青汁が主流になっています。

良薬口苦しとは言いますが、同じ薬なら美味しい方がいいに決まってます。なのに野菜本来の味にこだわるのはキューサイが自分たちのこだわりをお客さんに押し付けている事にならないだろうか?と思ったのです。

キューサイのこだわりって一体何?

キューサイは一体何にこだわってるのでしょうか?青汁を作ってるくらいだから新鮮な野菜を加工するなんて得意分野のはずです。

だったらその野菜でスープとか作った方がいいのでは?と一瞬思ったのですが、それだと市販の野菜スープと差別化できなくなりますね。

実はキューサイがこだわってるのは野菜を丸ごと食べることです。アレンジレシピを監修しているのはホールフード協会のナカムラタカコさんですが、この「ホールフード」がカギです。

ホールフードとは?

ホールフードとはもともと皮も根っこもまるごと食べる「全体食」から生まれた言葉です。

野菜なら皮ごと、葉っぱや根っこまで。魚なら頭からしっぽまで。日本よりもアメリカの方で広がってる考えですが、より自然志向な食生活を実践する手段として注目されているそうです。

実はマクロビオティックにも「一物全体」という考えがあり、料理する際もできるだけ皮ごと調理したりします。ホールフードと意味は一緒です。

市販の野菜ジュースは作る過程で搾りカスが出ますし、野菜関係のものは加工する段階でたいてい皮を剥いて実の部分だけを使います。そういう意味ではSaibyは見事にホールフードを体現した商品なのです。

キューサイの使命とは?

副社長さんに言いました。「だったらもっとホールフードを全面に出してアピールすればいいのでは?」と。

すると「それだとホールフードに興味のある方だけに向けた商品になってしまう」と否定的でした。

キューサイとしてはもっと広く世間の人にホールフードの素晴らしさを伝えていけたらと考えているようですし、それがキューサイという会社の使命なのかもしれません。

Saibyの良さが世間に伝わるにはきっと時間がかかるだろうなぁと思います。でも変に妥協せずにこれからもしっかり良い商品を作り続けてほしいなぁと感じました。